2010年02月28日

「きれいな欧文書体とデザイン」ちょっとだけメイキング-5

今日は、先日アップした画像についての説明です。

今回は、クラシカルな書体の本ということで、
編集者Yさんから打ち合わせの中で、
「線を手書きにしてみたら、どうですか?」とのアイデアが。。

パッと見ただけではわからないけれど、細部にアナログ感を出したら、
内容とリンクして面白いのでは? との話になりました。

「あぁ〜なるほどね〜」となり、
じゃあ、クラシカルな筆記具の「万年筆」でやってみましょう!
ということになりました。

通常はデザイナーの場合、
精密な線を書くためには「ロットリング」や「カラス口(カラスぐち)」という
製図を書くための特殊な筆記具を用いることが多いのですが、
それでは面白くないので、あえて「万年筆」を使ってみました。
そんな流れで、以前このブログにもアップした万年筆を購入したわけなんです。

実際、作業に入ってみると、さまざまな問題がありました。
まずは、「ロットリング」などのように、0.1ミリという極細の線が引けない、、、
そして、小回りがきかないため、円などの丸みのある線がかなり書きづらい、、、

どうしたものかと思いながら、いろいろ解決策を見つけて、
あの手書きの線が実現しています。

点線や、ロゴページのマス目なども全て手書きにしたのですが、
ここは印刷のアミ点で、ほとんどわからなくなってしまいました。。

僕はもともとコンピュータのフラットな線が好きなこともあり、
手書きにしてみたものの、やはりコンピュータの線にしようかと
かなり悩んだのですが、やって良かったなぁと感じる今日このごろです。

ほとんどわからないと思いますが、
少しやわらかさを感じる線になっています。

posted by Happy and Happy at 19:10| メイキング「きれいな欧文書体とデザイン」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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