2010年03月27日

「きれいな欧文書体とデザイン」 ちょっとだけメイキング-12

先週末、突然Macが壊れて、
あんなデータや、こんなデータの数々と
強制的にお別れをすることになりました。

改めて、バックアップの大切さを痛感して、
1TBの外付けHDを取り付けた今週末です。

ということで、また久しぶりのブログ更新ですが、
今回は「書体見本」のページについて説明していきます。


↓こんなページのデザインになっています。

1-07.jpg


↓ちょっとアップにしてみます。

futura137ce.jpg



通常、書体見本といえば、黒1色で印字する場合が多いのですが、
今回の本は、文字のいくつかに赤い色をつけています。

これは、「赤い色のついた文字が、この書体の特徴的な文字」ということが
一目でわかるようにしています。

これまでの書体関連の本だと、各書体の特徴をまるで間違え探しのように、
何度も何度も見比べて、他の書体との違いを自分で見つけて、
記憶していくしかありませんでした。

でも、自分の好きな書体については記憶ができても、
そうでない書体については、専門家でない限りは、
なかなか難しいと思うんです。

ある時、仕事を一緒にしたカメラマンの方がこう言いました。
「書体って、明朝かゴシックかぐらいなら、わかるけれど、
それ意外はどれも同じにみえるんですよねー」。

僕は「あぁ、そうだよなー」と思いました。
書体に詳しくない人たちにとっては、
「Garamond」も「Caslon」も「Bodoni」でさえ、
同じに見えるんです。

こういう、何気ない会話がきっかけとなり、
この本を制作するときに、この「赤い文字」を思いつきました。

書体にあまり詳しくない方でも、目で見てすぐわかる。
そして、書体の魅力を手軽に知ってもらえる。

そんな本を目指した結果が、この赤い色に込められています。

posted by Happy and Happy at 21:35| メイキング「きれいな欧文書体とデザイン」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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