2010年04月13日

「きれいな欧文書体とデザイン」 ちょっとだけメイキング-13

4月の頭に再びMacが壊れ、HDを入れ替えましたー。
おかげで今は快調になり、これで一安心です。

さて、ひさびさですが、メイキングです。

この書類の山、なんだと思いますか?

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厚さ、45mmほどの山。

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実はこれ、すべてのページデザインができあがった際につくった、
簡易製本なんです。
それぞれのページを両面テープで止めて、176ページを製本してあります。

通常の本の仕事の場合は、単純にペラの出力紙で確認をしていくのですが、
今回の本は、ページをめくって読み進める際に、できるだけ見やすく、
そして、違和感(ひっかかり)を感じさせない本にしたいと考えていました。


ご存知の方も多いかもしれませんが、
書体には大きく分けて、「本文書体」と「見出し書体」があります。

「本文書体」は、その名の通り、書籍などの本文を組むためにつくられたもので、
読む人のことを考えて、見やすさや読みやすさを重視して、
様々な工夫がされています。
それに対し「見出し書体」は、タイトルなど、短いテキストに使うためのものなので、
読みやすさよりも、書体としての面白さや、ある種のクセがつけられています。


今回の本は、そんな書体たちを紹介していますので、
本全体を通して、まずは「本文書体」のコンセプトである
「見やすさや読みやすさ」を感じてもらえる本にしたいなとの思いがありました。
しかし、それだけでは少し単調になってしまいますので、
「見出し書体」のような、デザイン的なクセづけも入れてあります。

その二つをうまく調和させ、最後まで「スッー」と読めることを目指し、
簡易製本をして、実際にページをめくりながら、細かな調整をしていきました。

最終的に、このような作業を二度行い、
ようやく入稿へと進んでいくことになりました。

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posted by Happy and Happy at 14:11| メイキング「きれいな欧文書体とデザイン」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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